またまた、目が離せない歴代のイグノーベル賞研究の続き、その3です。


2003年の境界領域研究賞
ステファノ・ギルランダ、リセロッテ・ヤンソン、マグナス・エンクイス(ストックホルム大学)
彼らの必然的な結論の論文、『ニワトリはどちらかというと美人を好む』に対して。

境界領域での受賞・・・。これは「トリ」と「ヒト」の境界領域って意味でしょうか?要するに、ニワトリの美的感覚とニンゲンの感覚には共通性があるってことれすか?まぁ、「トリ」が「ヒト」を判断するのに言葉は通じないので、内面での判断はできないと思うが、見た目だけじゃなくて「匂い美人」とかについてもちゃんと検討してほしいものだな。
==)=3



2004年の公衆衛生賞
ジリアン・クラーク(シカゴ高校農学科からハワード大学)
床に落ちた食べ物を食べても安全かどうかについての「5秒ルール」の科学的妥当性の研究に対して。

麒麟・たむちんさんにぜひ知って欲しい研究!
(>v<)ノ
てか、たむちんの存在がすでに「5秒なんてなんともあらへん」こと証明してるか・・・?
これを研究したヒトがアメリカ人ってことは、5秒ルールは国際基準なの?!



2004年の物理学賞
ジョン・メインストーンと故トーマス・パーネル(クイーンズランド大学)
1927年に故トーマス・パーネルが始めて以来忍耐強く行われたある実験に対して。ひとかたまりの凝結した粘度の高い黒タールがゆっくりと、ゆっくりとじょうごの中を垂れていく様子を観察した。結果、大体約9年ごとに一滴がおちることが判明した。

9年ごとに落ちることを発見したってことは、9×数年ぶんの観察ということですね。Oh! タールもびっくりの粘り強さよ!
・・・ん?まさかと思うけど、「ほったらかしといたら勝手に落ちたわ〜。あ、もう、また9年たってもうたん?」みたいなんの繰り返し観察じゃないよね?

−−)


そしてそして、うちがいちばんに挙げたいのはこれです、

2006年の文学賞
ダニエル・オッペンハイマー(Daniel Oppenheimer、プリンストン大学
彼のレポート、『博学な専門的用語の使用は必要性とは無関係なこと:必要なく長い単語を使用することにおける問題』に対して。
書き方・話し方の入門書では、難しすぎる言葉を使うことは避けるよう薦めているにもかかわらず、大学生の多くは自らを知性的に見せるために複雑な語彙の使用を増やしている。これは複雑な語彙を使用することが本当に知性的に見えるかどうかの実験を行ったレポートであるが、レポートの題名自体が不必要に複雑である。

うちの上司がこの「専門用語を多用してあまり意味のないことを言う」タイプで・・・。いっつも、ごちゃごちゃいろいろしゃべらはるねんけど、「結局、何も新しいことは言うてへん」みたいな毎日で。やれやれだ。


科学もな〜、事象が複雑やと説明が難しくて、専門用語以外で言い表せないとか、専門用語が使えないと話がさらに長くなる場合も出てくるんですが、分かりやすく説明するのはうちらの義務やとは思ってます。努力はしてるつもりやねんで。



ちなみに、今年(2007年)の化学賞は

山本麻由、日本、国立国際医療センター研究所
牛の糞からバニラの香りと味のする物質(バニリン)を抽出したことに対して。 受賞者の栄誉をたたえ、ハーバード大学の地元ケンブリッジ市最高のアイスクリーム店トスカニーニズ(Toscanini's Ice Cream)が「ヤム=ア=モト・バニラ・ツイスト」という新しい味の商品を製作する。

だそうです。
ヤマモトサンのバニラ・ツイスト・・・ツイストってことはディップ(スクープ?)じゃなくて、ソフトクリームですよね?白いツイスト・・・・(笑)。できれば、罰ゲーム以外では食べたないですね。うちはつつしんで遠慮しときますけど、笑い飯/哲生さんやったら、喜んでくれるかも!


Nicには、ノーベル賞なんて無理無理!
そやけど、イグイのなら、いけんこともないかもしれん、かもしれん。

まずは、
一見、人類の幸福に貢献しそうもない内容だが、実は計り知れない可能性を秘めた」ケンキョな研究論文でも書くとしよう。
↑大文字で言うてからに。どこがケンキョやねん。
;^^)