ども。ものおもうポスドクNicです。

ノーベル 物理学賞の受賞候補といわれた戸塚洋二さんが、先日、亡くなられたそうです。

大腸がん。66歳。十数年前から、闘病しつつの研究生活だったそうです。

ノーベル賞は、亡くなった方は受賞できない決まりになっています。

先にノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊さんは、戸塚さんの恩師に当たるそうです。


受賞の前に亡くなられたことも残念なのですが、

それにもまして、ご本人にとっては、研究ができなくなることが心残りだったんじゃないでしょうか。


このニュースを聞いて、へたれポスドクは何を思うか?


・・・・。


研究に対する情熱について、考えました。

自分の研究に対する確固たる自信が崩れなければ情熱を持ち続けることはできる。

・・かもしれない。


でも、ある日、ふと、なんだかどうでもよくなってしまう瞬間がくるような気がする。
自分は。



それは、

いつまでも下積みから抜け出せない状況にあるせいかもしれないし、
(↑自信が揺らいでくるから)

プライベートが影響するのかもしれない。
(ほんとうは天秤にかけるものではないのに、選択を迫られる時がくるかもしんないから)


ともあれ、
亡くなる直前まで衰えることのなかったという研究に対する情熱に、心から敬意を表します。