仕分けに・・・あった・・・。

どうも。

しがないポスドクNicです。

身近にて仕分けっちゅうか、査定?的なものがあり、

んー、


事務方さんにいろいろ質問を受けた中で、

「かなり高価な機械を買ったが、費用対効果はどうか?・・・ρ(・д・*)コレを買わなくても外注で済ませばいいじゃないのか?」

と、言われてしまいました。

いちおう、研究者として雇われている身なんですが、分析を外注しろって、言われた・・・。

(-ω-;)ウーン

研究の中心部にかかわる分析、解析を研究者自身ですることを否定するような発言されては・・・返す言葉もない。自分で分析することの利点は、プライスレス的なものが多いので、お金で計算しようとする人に聞き入れてもらうのは難しい。
「自分で出したデータ以外は信じるな」と教えてくれた某センセイが懐かしい。

安いところでは、1検体500円とかなので、価格だけ見れば外注はたしかに安いんだよね。
けど、うちの事務方の事務費は高いしねー。時間かかるしねー。ありえない時間軸で働いてるからねー。この人たち。その辺のコストも含めて計算したら、単価は3倍くらいになるぜ。時間という問い返しのつかないコストも発生するぜ。そんなこともわからない人たちにああだこうだといわれたくはない。

この辺がホンネやな。



とはいえ、うち自身は仕分けには反対してないです。

「痛み分けだから、みんな、2割削減ね」といわれたら納得するわ。どっちににしろ分かってもらえない言い訳をするよりストレスレスやもん。今以上に、倹約に励むわ。

でも、単年度予算って、どーしても”無駄”が出るんよ。複数年、せめてプロジェクト期間内だけでも、研究費の繰越を認めて欲しいと思う。

あと、プロジェクト終了後、研究費があまったらちゃんと返納できる制度と、お褒めの言葉が欲しいものだ。

とくにかく削減することにだけ目が行ってるけど、少ない予算でも知恵を絞ってなんとかできるような制度と節約を奨励する制度も、削減と同時に確立しないとだめだと思うんだ。