どもポスドクのnicです。ひとよんでアライグマ・オスカルです。

野球の話題ばっかりだと、ポスドク性が疑われるので、研究に関わる話題をひとつ。

nicは1年契約のポスドク(2年の口約束)として某所で勤務しています。が、
このたび、学会の先輩方に声をかけていただき、とある科研費の「研究分担者」として名を連ねることになりました。

うひょ。
科研費とは、日本学術振興会が運営している科学研究費補助金制度のことです。「これこれこういう研究したいから、金をくれ」と、書類を書いて申請するんです。するってぇと、計画の内容、申請者や研究分担者の業績もろもろをもとに厳正な審査が行われ、「やる価値のある研究である」と認められた場合には研究費が出る仕組みです)

しかも、メンバーではnicが最年少、他の方々は10歳も20歳も上です。

うひょひょ
/(><)/〜

けれども、驚きと感動にうち震えるのもつかの間。ここで大きな問題が持ち上がりました。この科研費に関わる際には「研究分担者」「研究連帯者」「研究協力者」など、いくつかの立場があります。それぞれ、どのような重み付けで研究に関わるかが違うのであります。
1)研究分担者となった場合には、研究費が分担されるし、これは大きな研究業績になります。ただし、自分の給料をこの科研費から出すことはできません。つまり、今の職場を追われたら、研究費はあっても研究する場所がないということになります。
2)研究協力者となれば、その研究費でポスドクとして雇ってもらうことができます。その場合はたぶん3年契約になります。そのとき、研究費はボスとなる人のものであり、Nicが研究費をもらっているという業績にはなりません

ああ、私はいったいどうすればいいのでしょう?
博士号をとってから、はや、いく年月。
Nicがいつまでもこんな中途半端な立場にいるから、こんな悩みが出てくるのです。

しかもしかも、この科研は誘われたお話ですが、同世代でも優秀な人の中には「若手研究」という応募枠に、自分で研究計画を立ち上げて応募する人がいます。安定した研究する立場を早々に手に入れた人々です。

あぁ、あぁ。ああぁああぁ。
自分が、なさけないよ。
Orz

とりあえず・・・稀哲クンの動画を見て元気だそうっと。
(逃避だな)

こんなNicに活を入れてやってください。
↓m( __)mm(__ )m
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