ども〜。人生はギャンブル、でも人並みに忘年会とか大掃除もするんだよ〜なポスドクNicです。
大掃除は「掃除する」というより「いかに捨てるか!」だと思います。
それにしても不思議なのは、1年前にも同じことをしているはずなのに、すっごい昔の「思い出」なんかを見つけちゃったりするのね。
今日は職場の大掃除だったんですが、ワタクシが見つけちゃったのは・・・.
箱。
すでに茶色でもない、ホコリのせいで灰色になっちゃってる段ボール箱ですた。
箱の中身はなんだろね〜。パンドラの箱だったりして〜?ははんはん?
(てか、なんで去年のうちに捨ててないのかしらん?)
・・・・.
(°Д°; ウヒョ。
中身はなんと、
20年前の最新機器の部品でした。
といっても、ただのオールドファッションじゃないざんす。
鬼と呼ばれた伝説のI田さんが買ったという分光光度計の消耗品(チャート紙とかインクとか)と部品(セルを固定するやつとか)だったざます。
え〜、I田さんとは、ここで初めて管理職になった伝説の女性(らしい)なのです。
でもね、
Nicが初めて会った時のI田さんは、退職されてすでに5年くらいたっていて、そんな鬼なんて感じじゃ、全然なかったです。
確かにちょっと厳しいことは言われましたが、私はむしろ大先輩らしい優しさを感じたくらいでした。
男子の部下に指示を出したり、ダメ出しをしただけで
「男を顎で使う女」と言われた時代(だったらしい)ので、ちょっと厳しい言動でも鬼って言われちゃったんだと思います。
(今なら、そんなこと言う奴はお仕置きされればいいのに、とか思っちゃいますけどね)
でもね、その分光光度計は今でもNicが使っているんです。さすがにこれらの部品は必要なくなっているんですが(今はチャート紙じゃなくてプリンタをつなげているから)、本体は現役で働いてくれています。
鬼の遺物だから誰も捨てられなかったのか・・・.
なんか、これ、
大先輩の悲しみとか、部下だった人の妬みや恨みがウズウズ渦巻いて詰まっている気がしてきたよ。
あああ・・・・。20年前かぁ。
当時に比べれば、今はいい時代になったと言われるでしょうか?
時代が代わっても、悲しみも妬みも嫉妬も、決して消えてなくなってはいないのです。
これはやっぱ、パンドラの箱?
((T0T)))))))
でも、
でもっ。
パンドラの箱、あの話で、最後に出てくるのはたしか、、、、
あれですよね。
光。
希望の光・・・・・。