ども〜、食堂でお茶を入れるとき、いつもつるつるいっぱいにしてしまうNicです。あっついお茶が苦手なのでお水を足すんだけど、そうするとどーしても、つるつるいっぱいになっちゃう・・・。人生は悲しいデス。あのお水、止めたい時に止まらないのねー。


お昼に出先の食堂で油揚げを甘く煮付けたけつねうどん(今時こんな発音しないか?)を食べたんですが、あまりの熱さに、揚げさんをどぼんっっと、どんぶりに落としてしまい、周辺に出汁の飛沫を飛び散らかしてしまいまして・・・.


は、は、恥ずかしか〜。「(≧ロ≦)


飛沫内の目の前のとうのたった院生さん(←失礼)っぽい人に

「あ、あ、ご、ご、ごめんなさいっ」

と、どんぶりごとひっくりかえしそうな勢いであやまったんですが、な、なんと、その人は・・・・.


その人は、かるく会釈を返しただけで、
DVDの戦いの話をやめること無く続けていました。
DVD戦争・・・.それは、青い光線の戦い・・・←そのまんまやし。補足しますと、早い話が次世代型DVDの規格を巡る企業間の戦いのことです


ああ、そうさ。うどんの汁が飛んできたごときは、そにーとトウシバの戦い(1999?〜)に比べたらどうってことないだろうさ。この会話、実は、揚げを落とす前から聞こえてたんですけどね。どうやら、このトゥのたった院生はトーシバ派らしい。


へ〜。・・・気持ちは分かるけど、新しい技術の発展に犠牲はつきものだし・・・、いーものなら残るし、再発見されることもあろうよ。うちはどっちでもええけど(オイオイ)、これからの家電のポイントは耐久性と将来性やと思うわ。安かろうの使い捨ては行き詰まるで。
と、心の中で思いました。


この関連業界をも巻き込んだDVDの戦い、細かいところ(2社が採用した技術の違いなど)は省きますが、部外者として興味深いところは
1)記録できる量の違い
2)バックについた企業の違い
3)従来品との互換性

ですかね。しろーとなりに結論をまとめると、

1)そにータイプのほうが、将来的には記録量を増やせる技術らしい。

2)そにー側にはアップル、映画会社ではディズにーなどが、トウシバ側にはマイクロソフトやドリームワークスが味方したもようで、この戦いでパソコン屋も映画会社も二分されたんだな。この力関係が、日系vs米系などという国の枠ではないところも面白いなと思う(そにー側には松下もついてるし)。じゃ、いったいどんな企業力学が働いているのか?技術的な良さだけでは説明できなくて、企業としての姿勢(先見性など)が見え隠れしてると思う。あと「あ、あいつがあっちに付くなら、うちはこっちや」みたいな、江戸の敵を長崎で打とうという過去の戦いの怨念もからんでるし。

3)互換性については、トーシバ側に軍配があがる。ただ、DVDデッキを使う側としては今は特に問題ないと思われる。そにーの家電としては従来のDVDが見れるように従来の技術が併用されたものが出てているし、第三企業からはそにーとトウシバの両方の技術を採用したもデッキも発売されるらしいから。でも、そにーの新しい技術だけでは古いDVDは見れない・・・ようだ。

ここで、心配なことがひとつ。
デジタルな媒体は、ほんとにアーカイブとして信頼してもいいんやろか?ということです。だってMDにせよ、CDにせよ、DVDにせよ、いずれ読み取り機がなくなったら、読めなくなるものが出てくるという心配は消えないんだもの。記録量とスペースのコストパフォーマンスでは圧倒的に頼りになるけど、100年後の人類はMDプレイヤーを持ってないから聞けないだろうし、CDもDVDも1000年後はあやしい。この先、MDの記録は淘汰されたものしか次の媒体に移し替えられないだろう。その淘汰は、現時点での判断でしかないのに。


そこで一番いいのは・・・。なんだと思う?
アーカイブについてのもろもろは、また改めて言わしてください。



家電にも物語があると思うと、なんか、かわいくなるでしょう?


ヘーッドラーイ、テールラーイ、旅は〜、まだ〜、終わら〜ない♪
(↑プロジェクト×のエンディング)