どーもー、Google scholar <GS>のすごさを思い知ったポスドクNicでござるよ!
(GSって、いくらなんでもグループサウンズじゃぁなくてよ。グーグルが文献検索用に起こしたサイトであるよ)
話せば長くややこしいのだけれど、
執筆中の論文(いっつも執筆中で、いつでけるの?とか、つっこまないでください。泣きます。)で、シノニムの問題にぶちあたりましたので、古い古い文献を自分で読まんとあかんくなったのです。
*シノニム・・・学名A.Aと学名B.Bが同じ種につけられたものであると判明した場合、A.AとB.Bはシノニムである、といいます。
学名は一つの種にひとつづつ♪でないと混乱のもとになるので、どっちかひとつにすることが勧められます。どっちの名前にするのか、どうやって決めるかというと、一般的には先につけた方に優先権(?)が認められるのです。つまりその学名が記載された論文が古い方が認められるわけです。
普通は。
けども、名前って、ほら、「なじみ」とか大事じゃない?「古い方を使うんじゃ!」とゆーても「そんなん知らんもん。こっちのほうがみんな使ってるし」って、そっぽむかれたら、台無しやねん。
そんなこんなで、とにかく120年もの前にイギリスで出版されたオリジナルの文献をあたってみんことには、らちあかんことになったのですわ。
まずは、NACSIS Webcatで、全国の大学の図書館の蔵書を調べてみました。
カチャカチャ.ポンっ(エンター)っと。
・・・あぁ、やっぱしね。どっこにもおいてないなぁ。
ん〜。ダメもとで「巨人の肩の上に立つ*」って、みるか。まぁ、どこの図書館にも置いてないようなやから、なくても、まぁ、しゃぁないし・・・・。*<GSのキャッチフレーズ>.
コっピっペ〜で、ポンっ(エンター)っと。
え?
ええエ・・・!!!
ありました!
信じられます?
120年も前の、イギリスの文献ですよ〜。しかも検索結果の一番上に出てきたでぇ!ウチ以外にだれが読みたがるねんっていうくらい、マイナーな文献でっせ!(と、思ったけど、後から聞いたら、記載論文としては有名な本だったらしい)
おひょひょ〜だ!ひひょひょ〜。
しかも、PDFとテキストでも見れるねんで!それがなんとタダやで!
すげぇよ!すげぇええよ!すごすぎるよ!
ニッポンの図書館にはおいてない120年前のイギリスの論文が、こんな片田舎で、ネットがつながれば見れるんでっせ!
(↑しつこい。)
にひゃく、ごじゅう、さん・・・ペ〜ジっと♪
あっ・・・.
あっ・・・・。
あ”ーっ!
ウチの見たいページんとこ以下が、ないやんけ!!!!
なんでやねん・・・。
ort
ま、あたしの人生なんて、そんなもんさ・・・。
°°−y(T。T )
で、でもっ! すごい!すごいぜ!Google scholar !
よっしゃ〜。こうなったら、意地でもあの論文を手に入れたるで!
Nicが扱っている種というのは、実は普通種で、しかも食えません。漢方にもならんと思うので、まずお金にはなりません。多分。それでも、この種にこだわって、学名をはっきりさせたいのです。
「学者」としてのプロ意識に燃えてきました。
あほみたい?
そうねぇ。きっと、誰も褒めてくれないだろうけど、何年か後にまたNicみたいな物好きがこの種を扱うかもしれんやろ?そんときには彼女(彼)が困らんように今できることをしておきたい。
・・・いや、正直、こんなん理由は後付けですわ。
とにかく、この種に関わった以上は、きちんとけりをつけておきたいねん。
ただ、それだけですわ〜。
^^)
あはは。は。
あの〜、
お客様の中にイギリスにいらっしゃる方はおられませんでしょうか?
もしくは、これから行かれる方はいらっしゃいませんか?
キョロ (((゜◇゜ )⇄(゜◇゜))) キョロ
ロンドンの某大学に・・・。