ども。
捕食者が大発生した実験系を横目に、他人さまの論文を査読中のポスドクNicです。
査読中なので、あまり詳しいことは言えませんが、
この論文で扱っているようなテーマは、うちはほとんどしろーとなのです。が、エデターの意図は、技術的なこととか統計処理の方法についてコメントしてくれということだと思われる。
と、勝手に解釈して取り組んでおります。
そんなこんなで、昨日今日は、精子競争と適応度のことばかり考えています。
(もちろん、自分の適応度のことは棚に上げて、だ!)
今、「精子競争と適応度のことばかり」考えている日本人の
20番目くらいにはエントリーできると思う。
閑話休題。
行動生態学にまつわる思い出といえば、
Nicは学部生のとき、イトウカショー先生の集中講義を受けるという今の学生には夢のような経験をしたことがあります。
その講義でのカショー先生は、Tけ内くみこの著書をとりあげて、かなり辛口の批判をしていたのですが、
(カショー先生のTけうち批判は有名だからブログで書いても大丈夫だよね?ドキドキドキ)
「まぁ、これは、あれだな、行動生態学を一般にむけて解説するといいながら、
エロ本を書いているのと同じことだ」
的なことを言われたのには、ごっつい衝撃を受けました。
@0@)
うひょ〜ん。
行動生態学的エロ本!
ひゃ〜!
(><)
今思うと、
名言だ。
というわけで、
「著者の次に、いや、もしかしたら、著者以上に論文を読み込んで、いろんなことに思いをはせている査読者というのはありがたいものだ。」
と、あらためてこれまでの自分のへたれ論文を査読してくださった方々にお礼が言いたくなった、という話でした(まぁ、腹の立つこともあるわけだけれども)。
ちゃんちゃん。